台座灸について

痕が残らない「無痕灸(無瘢痕灸)」の一種で「温灸」と呼ばれるお灸の種類である。セネファのせんねん灸が最も古い台座灸です。もぐさをひねらず、一般の人々が手軽で簡単にお灸をするために押谷晴氏(セネファ元社長)が考案したものですね。他にも釜屋さんのお灸である「カマヤミニ」も温灸で、こちらは「温筒灸」とか「円筒灸」と呼ばれます。

アイクレイの商品は珍しく温度の表記があります。だいたい皮膚温そのものが45度以上に達するとヤケドすると考えてよいですが、お灸が45度になった瞬間に熱くなるわけではありません。(皮膚が冷えていると熱感を感じるのが遅くなり、一瞬だけお灸が熱くても大丈夫で、皮膚温がしっかりと45度以上にならなければヤケドにはなりません。)しかし低温でもじっくりと加熱すると、皮膚に熱エネルギーが蓄積してヤケドとなります。温度の低いお灸はヤケドになりにくいですし、温度の高いお灸はヤケドになりやすい、と判断して良いと思います。

https://amzn.to/3xGUXOP